永野基礎様は、優秀な若い人財を採用・育成して若返りをすることが会社の永続のために必要で、新社屋を採用に役立つオフィスにしたいとう想いをお持ちでした。

永野社長と採用力アップにつなげるために、どのようなオフィスにしたいかお打ち合わせ行い、採用力を高めるためには社員が笑顔で働く事が必要だという結論になりました。

笑顔で働ける職場であれば長く会社で働いてくれますし、会社の雰囲気が良くなるので求職者も入社したいと思うのではないかと考えました。

笑顔で働くことができる職場にするために、「職人さん、社員が楽しくコミュニケーションを取れる」「みんなで食べたり飲んだり、家族を呼んだり、近所の人を招いたりできるオフィス」「社員やその家族が誇りを持てるオフィス」とったオフィス像が出てきました。

永野社長のオフィス像にピッタリだったのは、屋外でアウトドアしているような開放的な雰囲気で仲間や家族とともにリラックスして会話をしているイメージでした。

そこで、新オフィスの１階部分をスノーピークというアウトドアブランドの製品を取り入れた、アウトドアオフィスにすることになりました。

１Fは現場で働く社員の方が汚れて帰ってきてもそのまま過ごせるようアウトドア用品でレイアウトしました。
また、こちらのスペースは来客対応にも利用します。
アウトドアの雰囲気でリラックスして話が出来るので、仕事の話だけでなくいろんな会話が発生しているようです。

当初テントを置きたいという話も出ましたが、サイズ的に難しく、天井にシースルーの布を張ってテント感を演出しました。

２Fは仕事に集中できるように白をベースに天板は明るめの木目調、椅子とデスクトップパネルにオレンジを配色してシンプルで暖かみのあるオフィスとなっています。
出来るだけ書類を減らしていきたいという事もあり、収納の数は当初提案より半分程度になりましたが問題なく収まっているようです。

作業やミーティングをするためのテーブルはハイタイプを導入していただき、椅子は敢えて置きませんでした。

応接のソファはたくさんの張り地見本の中からお気に入りの生地を選んでいただきました。
サンプル生地を取寄せて決めたものの完成品が来るまでは少し不安だったようですが、実物を見て大変喜んでいただきました。